スワップポイントのFX投資を始めるのに知っておきたい2つのポイント

FX投資でスワップポイントで稼ぐということを良く聞くけど、まず何を気にするべきなんだろう?

この記事では、FX投資でスワップポイントを始める際に知っておきたいポイントを2つ紹介します。その上で、実際にスワップポイント投資を行う流れについても紹介します。

FX投資が初めての方は、スワップポイントを効果的に得るために仕組みを理解して、スワップ投資に活かしてみてください。

投資のスワップポイントとは?

FXの投資においては、「スワップ」=「スワップポイント」の意味で使われることが多いです。

スワップポイントは、2国間の金利差として受け取れるものになります。

例えば、2018/07時点での日本円の金利は0.1%程度の低金利となってますが、オーストラリアの豪ドルの金利は1.5%程度になっています。

円を売って、豪ドルを購入し保有し続けた場合は、金利差の1.5ー0.1=1.4%を年ベースで受け取ることが可能になります。これがスワップポイントの元金となります。

投資対象としての”スワップポイント”のメリットとしては、保有しているだけで利益を得ることができることです。

さて、スワップポイントの額に影響を与えるものは主に2点あります。

  1. 各国の政策金利
  2. FX取引所の事情

です。

以降では、この辺りの事情を追っていきます。

スワップポイントは貨幣発行国の政策に影響を受ける

スワップポイントの元金となる、金利は貨幣発行国の金利政策に影響を受けるため、常に一定ではありません。

例えば、オーストラリアは2008年には政策金利7.0%と高かったものの、2018年には1.5%までに落ちてきています。

反対に、トルコは2018/05に金利を8.0%→16.0%へと引き上げたということがありました。

10年などの長期間で見ると金利は大きく変動していることがあります。

そのため、高金利のスワップポイント目的にFX投資を行い対象通貨を保有したままの場合、金利低下により受け取る金額が少なくなることもあるので注意が必要です。

定期的に金利をチェックして、投資対象通貨を変える検討も必要になります。

FX会社毎に違うスワップポイント

為替取引をFX会社を使って行なった場合には、FX会社の手数料が引かれますので、受け取れる金利は減ることになります。

「最終的に受け取れるスワップポイント」 = 「金利差」 ー 「FX会社の手数料」

例えば、2018/07時点でのGMOクリック証券では1万豪ドルあたり1日のスワップポイントは45円となっています。
年間スワップポイントは45[円]×365[日/年] = 16425円となります。

対して、外貨オンラインでは1万豪ドルあたり1日のスワップポイントは20円となっています。
年間スワップポイントは20[円]×365[日/年] = 7300円となります。

もし将来も金利や手数料も変わらない場合は、10年間で約9万円の儲けの差が生まれます。

あるFX会社は「豪ドル」に強く、別の会社は「南アフリカランド」に強いなど、
「取引通貨」によって、スワップポイントの高い会社が変わるため、通貨購入前に調査が必要です。

まずは、スワップポイント一覧の比較サイトにおいて簡易的にチェックした後、興味のある会社のスワップポイント状況を確認することです。

ほとんどのFX会社では口座開設・維持手数料は無料なので、開設して取引の準備をしておく分には問題ないと思います。

また、FX取引所毎・取引通貨毎にスワップポイントの良さが異なるため、複数のFX取引所を開設した方がよいでしょう。

FXの投資でスワップポイントを得るための流れ

もし、FXのスワップポイント投資に興味がある場合は、以下のステップを行うことになります。

  1. 目標利益とリスク許容度の設定
  2. 購入通貨を決定
  3. FX会社を決定(複数のFXで運用することも選択肢としてアリです。)
  4. (場合によっては)獲得したスワップポイントを証拠金として再投資

目標利益とリスク許容度の設定

目標利益とは、投資した証拠金に対して、いくらスワップポイントで稼ぎたいのか?ということになります。

例えば、先ほど挙げた豪ドルであれば、2018/07時点の状況が続くのであれば、豪ドル1万通貨分の保有で年間スワップポイントは1.6万円を見込めます。

ただし、約80円/豪ドルの現在、豪ドル1万通貨の獲得には80万円の投資金が必要です。

この場合は、年間の利益は、1.6[万/年]/80[万]×100=年利2%になります。

この年利をいくらにしたいのか?が目標利益です。

FX取引においては、レバレッジをかけて一定の証拠金を預けることで、少ない投資金で投資をすることが可能になります。

例えば、10万円の投資金で豪ドル1万通貨分を取得することが可能です。

この場合は、年間の利益は、1.6[万/年]/10[万]×100=年利16%になります。

つまり、80万円投資した場合は、年間スワップポイントは8倍の約12.8万円まで増えます。

もちろんデメリットもあります。

レバレッジをかけるということは、為替の変動次第では、運用を強制的に停止させられてしまう可能性も高くなります。

例えば、豪ドル1万通貨分を買った場合、1円上がれば1万円の儲けになりますが、1円下がれば1万円の損になります。

もし仮に、10万円しか投資していない場合は、80円/豪ドルから70円/豪ドルになった場合に、10万円の損で証拠金がなくなることになります。
その時点で、保有していた通貨は回収(ロスカット)され、損が確定となり証拠金も没収されます。

ですので、為替の変動に備えて、適切な証拠金を投資額とする必要があります。

このあたりは、各通貨の過去からの推移を見て、”通貨の最安値”と”現在の価値”を見ておくのが良いと思います。

もし現在価値が、最安値から30円高いのであれば、1万通貨分の投資に対して30万円以上が証拠金の目安になります。

この証拠金の設定により、リスク許容度が決まります。

証拠金を抑えて、利益を大きくしたい気持ちもありますが、
スワップポイント投資は、インカムゲインですので、長期投資が前提になります。
出来るだけ長く投資を続けるためにも、証拠金は一定額を預けておきましょう。

購入通貨を決定

購入通貨を決定する軸として挙げられるのが、以下3点だと思います。

  1. 高金利である
  2. 通貨価値(為替レート)が安定しており、大きく変動しずらい
  3. 通貨価格自体が高くない

高金利であることは、スワップポイントが大きくなることからも重要です。

スワップポイントを目標に投資をする場合は、少ない証拠金で投資が出来ることから通貨価値の変動が小さい方が良いです。

例えば、高金利で有名なトルコリラは、1日のスワップポイント額として100円もらえます。
ただし、通貨価格は少なくとも2009年から下がり続けています。
稼いだ分のスワップポイント額に対して、通貨価値下落による損が上回る可能性が高く、投資する判断が難しい通貨です。

通貨価格自体が小さい場合も、少ない証拠金で投資ができるため、同じ投資金額でも利益額が大きくなりやすいです。

例えば、80万円の投資で、豪ドルは1万通貨分購入できますが、メキシコペソは10万通貨分購入可能です。
同じ年利であれば、儲け額は10倍大きくなります。

購入通貨の例として、「少額で投資可能」かつ「金利の大きい」の新興国通貨がおすすめです。

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FX会社を決定

購入通貨を元に、スワップポイントが良いFX会社を比較し、検討することになります。
FX会社については、別途詳細に取り上げたいと思います。

スワップポイント投資のリスク

スワップポイント投資のリスクについても理解されたい場合は、「スワップポイント投資のリスク」についてもまとめました。

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まとめ

本記事では、FX投資で発生する「スワップポイント」について、投資をする上での検討ポイントを挙げました。

スワップポイントを多くもらうには、各国の政策金利と取引所の手数料を考慮する必要があります。
また、どの通貨にスワップポイントを狙ったFX投資を行うのかは、通貨の為替レートの安定性や安さを基準に選択する必要があります。

FX投資にする場合においては、各国の事情を調べた上で、自分が納得できる通貨に投資することが良いと思います。

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