南アフリカランドでのスワップ投資の見通しを計算!為替と金利が変動した場合に強い投資方法は?

この記事では、南アフリカランドの過去の金利及び為替レート変動を参考に、同様のリスクが発生した際の見通しを計算します。
その上で、投資方法の良し悪しを検証していきます。

前回までに、
金利が変動した場合に南アフリカランドを保有していた場合はどうなるのか?
為替が変動した場合に南アフリカランドを保有していた場合はどうなるのか?
を個別に検討しました。
結果としては、バイアンドホールド(一括投資)の方が資産が増加していることが分かりました。

今回は、金利と為替レートが同時に変動した場合に、南アフリカランドを保有していた場合はどうなるのか?
バイアンドホールド(一括投資)積立投資の異なる投資方法で運用した場合の見通しを比較してみたいと思います。

金利と為替レートは逆に動く傾向があります。
つまり、金利が上がると為替レートが下落します。逆に為替レートが上がると通貨発行国は金利を下げようとします。

金利が下がり、為替レートも下がるという2重のリスクが発生することはあまり多くないと思います。
しかし、少しでも多く投資した際の見通しをつけておき、心構えをしておくことは大切ではないでしょうか。

南アフリカランドの金利と為替レートの見通し

南アフリカランドの金利について

南アフリカランドの政策金利の推移です。
政策金利は、2018年8月現在は、6.5%となっています。
また、過去最低金利は、5.0%になります。

南アフリカランドの為替レートについて

南アフリカランドの為替レートの推移です。
為替レートは、2018年8月現在は、約8.0円/ランドとなっています。
為替レートの過去最安値は、6.2円/ランドになります。

南アフリカランドが金利と為替が変動した場合の見通しを計算

計算の前提

2018年8月現在は政策金利6.5%となっている南アフリカランドですが、過去最低の5.0%まで下がることは予想できます。
そのため、政策金利の下がった割合を考慮すると、現在のスワップポイントは15円とすると、約11円まで下がると考えられます。
過去の政策金利の推移を参考に、2年間(24ヶ月)で15円から11円に下がるという前提にします。

2018年8月現在は為替レートが8.0円/ランドとなっている南アフリカランドですが、過去最低水準の6.0円/ランドまで下がることは予想できます。
過去の為替レートの推移を参考に、6ヶ月で8.0円から6.0円に下がるという前提にします(過去最安値に下がったまま維持するという前提も置いています)。

証拠金の設定については、この下落に耐えられるように、1万通貨を3万円で購入する事にします。

今回は、30万円で10万通貨を購入した場合について、見通しを計算してみましょう。
積立投資の場合は、毎月3万円ずつ積立て、10ヶ月で合計30万円を投資する方針にします。

計算の前提
  • 初期投資:一括投資は300,000円、積立投資は30,000円(30万円までは毎月3万円ずつ)
  • 為替レート:投資開始は8.0円、6ヶ月後以降は6.0円(投資開始から6ヶ月目までは一定ずつ下落)
  • レバレッジ:3倍(1万通貨を3万円で購入)
  • スワップポイント(1万通貨):15円、24ヶ月後以降は11円(投資開始から24ヶ月目までは一定ずつ下落)
  • 期間:20年
  • 再投資を行う場合のタイミング:毎月発生したスワップポイントを翌月初に再投資

結果

投資開始から20年間の資産の見通しを計算してみました。
バイアンドホールド/積立投資の2パターンの投資と、得たスワップポイントを再投資する/しないの2パターンの掛け合わせの4パターンになります。

スワップポイントを再投資する方が、どちらの投資方法においても資産が大きくなっているのが分かります。
バイアンドホールド(一括投資)で再投資をした方が、資産が一番大きくなります。

ただし、20年後のバイアンドホールド(一括投資)での再投資をした資産は、
為替レートが下落のみ発生 > 金利の減少のみ発生 > 金利の減少と為替レートの下落が両方発生
となります。

また、20年後のバイアンドホールド(一括投資)と積立投資との差も小さくなります。
資産の下落による恐怖心を味わいたくない場合は、バイアンドホールド(一括投資)よりは、積立投資を検討した方が良さそうです。

  • バイアンドホールド(一括投資)でスワップポイントを再投資をした方が、積立投資よりも資産が一番大きくなる。
  • 金利が下落した場合は、バイアンドホールド(一括投資)と積立投資での運用結果は差が小さくなる。さらに為替レートが下落する場合には、精神的な安定から積立投資を選択するのも良い。

まとめ

この記事では、南アフリカランドの金利と為替が同時に下落した場合に、バイアンドホールド(一括投資)積立投資について見通しを計算しました。

今回、計算の前提は一部でしか行えませんでしたが、条件次第では結果は変わってくると思います。

その上で、バイアンドホールド(一括投資)の方が若干良い結果となりました。

南アフリカランドの金利はとても魅力的です。
リスクを事前に把握した上で、投資してみるのは良いと思います。

私も、損失を納得できる範囲の額で投資を実践しています。

もし、スワップポイントの投資を行う場合は、「スワップポイント投資」にまとめていますので、ご参考ください。

スワップポイントのFX投資を始めるのに知っておきたい2つのポイント この記事では、FX投資でスワップポイントを始める際に知っておきたいポイントを2つ紹介します。その上で、実際にスワップポイント投資...