メキシコペソでのスワップ投資の見通しを計算!為替変動した場合に強い投資方法は?

この記事では、メキシコペソの過去の為替レート変動を参考に、同様のリスクが発生した際の見通しを計算します。
その上で、投資方法の良し悪しを検証していきます。

前回は、金利が変動した場合にメキシコペソを保有していた場合はどうなるのか?を検討した結果、バイアンドホールド(一括投資)の方が資産が増加していることが分かりました。

今回は、為替レートが変動した場合に、メキシコペソを保有していた場合はどうなるのか?
バイアンドホールド(一括投資)積立投資の異なる投資方法で運用した場合の見通しを比較してみたいと思います。

バイアンドホールド(一括投資)は、スワップポイントを一番多くもらえる方法ですが、為替レートの下落に弱い投資方法です。

積立投資は、バイアンドホールド(一括投資)ほどスワップポイントはもらえませんが、為替レートの下落に対応している投資方法です。

この二つの投資方法を比べて見たいと思います。

各投資方法のメリットやデメリットは、「スワップポイント投資方法」にまとめました。

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メキシコペソの為替レートの見通し

スワップの見通しを計算する上で考慮すべきなのは、政策金利の他に、為替レートも気にする必要があります。

メキシコペソの為替レートの推移です。
為替レートは、2018年8月現在は、約6.0円/ペソとなっています。
為替レートの過去最安値は、4.9円/ペソになります。

引用元:プライムチャート

もし、政策金利が高い状態を維持した場合は、将来為替レートが下がる可能性があります。

金利と為替レートの関係は「日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル」のコラムに書かれています。
この記事の趣旨とは異なりますが、もしも国家が破産するなら、その時にどのような資産運用をするべきか?
について書かれており、一読の価値があります。

メキシコペソが為替変動した場合の見通しを計算

計算の前提

2018年8月現在は為替レートが6.0円/ペソとなっているメキシコペソですが、過去最低水準の4.9円/ペソまで下がることは予想できます。
過去の為替レートの推移を参考に、1年(12ヶ月)で6.0円から4.5円に下がるという前提にします(過去最安値に下がったまま維持するという前提も置いています)。

証拠金の設定については、この下落に耐えられるように、1万通貨を2万円で購入する事にします。

今回は、30万円で10万通貨を購入した場合について、見通しを計算してみましょう。
積立投資の場合は、毎月3万円ずつ積立て、10ヶ月で合計30万円を投資する方針にします。

計算の前提
  • 初期投資:一括投資は300,000円、積立投資は30,000円(30万円までは毎月3万円ずつ)
  • 為替レート:投資開始は6.0円、12ヶ月後以降は4.5円(投資開始から12ヶ月目までは一定ずつ下落)
  • レバレッジ:3倍(1万通貨を2万円で購入)
  • スワップポイント(1万通貨):11円で一定
  • 期間:20年
  • 再投資を行う場合のタイミング:毎月発生したスワップポイントを翌月初に再投資

結果

投資開始から20年間の資産の見通しを計算してみました。
バイアンドホールド/積立投資の2パターンの投資と、得たスワップポイントを再投資する/しないの2パターンの掛け合わせの4パターンになります。

再投資する方が、どちらの投資方法においても資産が大きくなっているのが分かります。
また、再投資した上で、バイアンドホールド(一括投資)での再投資をした方が、資産が一番大きくなります。

前回、金利が変動した場合の見通しを計算しました。
この時、もっとも資産が大きくなったのが、今回と同じバイアンドホールド(一括投資)で再投資した時です。
30万円の投資で、20年後の資産が約150万円となっていました。

しかし、今回は金利は下落せず為替レートが下落した前提を置いた場合、約10倍の約1,500万円まで増えています。
高金利の投資商品への再投資効果がいかに大きいのかが分かります。

前回、南アフリカランドについても、為替変動した場合の見通しを計算しました。
その時は、20年間の運用で約1,000万円となっていましたが、今回はその1.5倍の約1,500万円です。

将来も高い金利が維持された場合、現時点で為替レートが最安値付近で少ない資金で投資可能なメキシコペソは、南アフリカランドよりも魅力的なことが分かります。

ただし、為替下落する場合、投資した額より資産が減る時があるため、精神的に辛い時期となります。
今回の計算では、為替が下落した12ヶ月後には、一括投資で再投資した場合の資産は30万円から約10万円と1/3になってしまっています。

将来的に一番大きな資産増加が見込めるのはバイアンドホールド(一括投資)ですが、為替レートの下落による資産の減少に耐えられない場合には、積立投資を検討しても良さそうですね。

  • バイアンドホールド(一括投資)でスワップポイントを再投資をした方が、積立投資よりも資産が一番大きくなる。
  • 為替レートが下落する場合には、精神的な安定から積立投資を選択するのも良い。

まとめ

この記事では、メキシコペソの為替が下落した場合に、バイアンドホールド(一括投資)積立投資について見通しを計算しました。

今回、計算の前提は一部でしか行えませんでしたが、条件次第では結果は変わってくると思います。

その上で、バイアンドホールド(一括投資)の方が成績は良い結果となりました。
また、金利が高い商品は、為替が直近下落しても将来的に一定水準に落ち着くのであれば、金利が低い商品よりも得られる利益は大きくなる結果が分かりました。

現時点では、メキシコペソの金利はとても魅力的です。
リスクを事前に把握した上で、投資してみるのは良いと思います。

私も、損失を納得できる範囲の額で投資を実践しています。

もし、スワップポイントの投資を行う場合は、「スワップポイント投資」にまとめていますので、ご参考ください。

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