この記事では、複利の計算をエクセルではなく、Googleスプレッドシートを使って計算する方法を書きます。
複利計算については、web上のオンラインツールを提供してくれているサイトもありますが、結果を保存することができません。
資産運用する上では、投資資金を変えたり金利が変動したりなど再計算が必要なことがよく発生します。
そのため、保存ができる複利計算ツールを1つ作っておくことで、様々なパターンの検証がしやすくなります。
複利計算においては、エクセルで行うことが多いと思います。
私がGoogleスプレッドシートを使って計算するのをオススメする理由としては、
- 無料で利用可能
- オンラインであればどこからでも閲覧・編集可能
だからです。
Excelは購入したパソコンにはよっては無料で手に入るかもしれませんが、基本はOfficeライセンスが必要であり有料のツールとなります。
その点、Googleスプレッドシートは無料で使えます。
また、Excelは基本オフラインで使うものですが、Googleスプレッドシートはオンライン上で閲覧・編集できるため、どこからでも手軽に操作が可能です。
では、複利の計算をGoogleスプレッドシートで行う方法を説明していきます。
利用前に、Googleアカウントは取得しておいてください。
- Googleアカウントの取得
アカウントの作成はこちらからできます。
複利計算のためのスプレッドシート作成
Googleスプレッドシートを開きます。
Google検索で「Googleスプレッドシート」と入力することで、上位にリンクが出てくると思います。
新規のスプレッドシートを開きます。

複利計算のための準備をします。
今回は、年単位での複利(年利)で10年分を計算することにします。もし月毎の複利計算をしたい場合は、年→月にすればよいです。また期間を増やしたい場合には、10から先を追加すればよいです。
つぎに、複利計算の条件を設定する部分を作ります。
複利計算をする部分を作ります。
1年目の資産に初期投資資金を入力します。
1年目の利益を計算します。
2年目の資産を計算します。1年目の資産と1年目の利益の合計になります。
2年目の利益を計算します。このとき、セルを相対参照ではなく絶対参照にしてください。
3年目以降の利益を計算します。オートフィル機能によって簡単に作成できます。
最終的な複利による資産を計算します。
以上のように、複利計算が簡単にできました。
このような計算ツールを一度作っておくことで、初期投資資金や利回りを色々変えてみて、何円の投資を行うのか?についての判断材料とすることができます。
私もGoogleスプレッドシートを使って、複利の効果を色々と検証しています。
