スワップポイント投資において、通貨選択のポイントは、
- ①1万通貨あたりの必要投資額
- ②1万通貨あたりのもらえるスワップポイントの高さ
です。
つまり、必要投資額に対して、もらえるスワップポイント高いことが重要になります。
これは言い換えると、
③年利(=1年あたりにもらえるスワップポイント/必要投資額)の高さ
になると思います。
もちろん、トルコリラや新興国通貨では、為替レートが下落して資産価値が一時的に下がることは考えられます。
ただし、投資期間が3年以上の中長期を考えている場合は、高い金利により元の投資資金を回収できる期待も高いです。
余剰資金の中で、また株や債権などの他の投資商品のバランスをとった上で、スワップポイント投資を行う事は将来的な資産増加にとってメリットがあると思います。
このサイトでは、スワップ投資において年利を基準におすすめ通貨を検討しています。
また、スワップポイントの高さについてはFX会社毎に異なるため、定期的に調査しています。
ご参考ください。
目次
おすすめ通貨
③年利を基準に、おすすめ通貨をランキングにしています。
結果としては、以下のように、
新興国通貨、先進国通貨の順番になりました。
トルコリラは常に為替下落の圧力が強いですが、魅力的な値になっています。
南アフリカランドやメキシコペソについては、新興国通貨の為替下落時に引きづられる傾向がありますが、ある程度のレンジ相場となっています。必要投資額の低さとスワップポイントの高さを考えるとこちらもおすすめです。
オーストラリアドル(豪ドル)について、先進国かつ未だに底堅い経済成長を続けている中で、年利も高いという魅力があります。
アメリカドル(米ドル)については、絶頂の経済成長を続けているため、金利上昇がほぼ確定しています。今後年利が上がっていくと思われます。
- トルコリラ:年利182.5%(参考値:21.4%)
- 南アフリカランド:年利73%(参考値:10.1%)
- メキシコペソ:年利54.7%(参考値:9.6%)
- オーストラリアドル(豪ドル):年利7.6%
- アメリカドル(米ドル):年利7.1%
- カナダドル:年利5.0%
- ニュージーランドドル:年利4.3%
- イギリスポンド:年利4.1%
- ユーロ:年利0%
各通貨の必要証拠金や計算方法などは、こちらにまとめています。

各通貨におけるFX会社毎のスワップポイントの比較
スワップポイントの高さについてはFX会社毎に異なるため、ランキング上位に対して、定期的に調査しています。
トルコリラ
トルコリラのスワップポイントの比較はこちらにまとめています。

南アフリカランド
南アフリカランドのスワップポイントの比較はこちらにまとめています。

メキシコペソ
メキシコペソのスワップポイントの比較はこちらにまとめています。

オーストラリアドル
オーストラリアドルのスワップポイントの比較はこちらにまとめています。

アメリカドル
アメリカドルのスワップポイントの比較はこちらにまとめています。

通貨やスワップポイントを比較した上でおすすめのFX会社
新興国通貨のスワップに強いトレイダーズ証券「みんなのFX」。
オセアニア通貨のスワップに強いヒロセ通商「LionFX」。
先進国通貨のスワップに強いくりっく365(取扱会社例:GMOクリック証券)がおすすめです。
新興国通貨:トレイダーズ証券「みんなのFX」
南アフリカランドやメキシコペソなど高金利通貨のスワップポイントが高いのが魅力です。
オセアニア通貨:ヒロセ通商「LION FX」
スワップポイントの変動も少なく安定したスワップポイントを提供してくれるのが魅力です。
先進国通貨:東京金融取引所「くりっく365」
東京金融取引所「くりっく365」は、金融商品取引法に基づき市場開設の免許を受けた公的な取引所です。
取引をしたい場合には、くりっく365を取り扱っているGMOクリック証券や岡三証券などから口座開設すると良いです。
こちらも、スワップポイントの変動も少なく安定したスワップポイントを提供してくれるのが魅力です。
取扱会社例:GMOクリック証券