豪ドルは、高金利で有名なため外貨投資先として人気の国です。
現在は、豪ドルのスワップポイントが高いFX会社はヒロセ通商で、1万通貨あたりの保有で1日50円もらえます。
つまり、1年の保有で約18,250円です。
為替レートは約80円/豪ドルとなっており、1万通貨は80万円で購入することが可能です。
よって、年利は2.2%になります。
目次
オーストラリアの概要
国の特徴をまとめると。
- 国債の信用格付けが最高クラス
- 移民政策を行い人口は増加中
- 継続して経済成長率(GDP)は上昇中
- 石炭・鉄鉱石などの資源大国
- 牛肉・羊毛などの農業大国
となっています。
国の信用格付け
主要格付け会社3社(S&P/フィッチ/ムーディーズ)による国債の信用格付けは、3社ともに最高クラスである「AAA」で安定しています。
これは、投資対象国としては安心と考えられます。
人口推移
人口は約2,500万人となっており、継続して増加傾向にあります。
就業者も増加中です。
労働力と働く人が増えることは、経済の成長に貢献するため、国としての良い投資先と考えられます。
経済
直近10年はプラス成長を続けています。GDP成長率は前年比2%以上の成長を継続しています。
これは、投資先として魅力と考えられます。
資源大国
世界でも有数の資源国であるオーストラリアでは、石炭や鉄鉱石、原油、ウラン鉱など様々な資源が豊富にある国として有名です。
ただし、反面として資源価格に影響受けやすいとも言えます。
そして、これらの輸出先の比率を大きく占める中国経済の景気に影響を受けやすいのも懸念点です。
投資をする際には、オーストラリアを取り巻く周りの経済指標を気にする必要があります。
その他
シドニー大学を始めとする世界ランキング100位圏内に入る大学も多く、教育水準が高いです。
そして、資源・農業大国でもありますが、GDP構成比は金融業をはじめとする第三次産業が約70%を占めるなど、先進国です。
オーストラリアドル(豪ドル)のスワップ投資のポイント
オーストラリアの政策金利
過去7%と高い政策金利だったのですが、そこからは大分下がってきていて現在は1.5%となっています。
出典元:外為ドットコム
オーストラリアドル(豪ドル)のチャート
豪ドル円の約20年間の月足のチャートを見ると、リーマンショックで大きく下落した後は、75円から100円あたりを推移しています。
過去最安値は2008年リーマンショック時の55円/豪ドルになります。
出典元:プライムチャート
オーストラリアドル(豪ドル)スワップポイント投資のリスクについて
オーストラリアドル(豪ドル)はスワップポイント投資先としては、新興国(トルコリラ、南アフリカランド、メキシコペソなど)に次いで、先進国の中では良い投資先になります。
ただし、リスクもありますので、知っておくと良いと思います。
- 資源価格の影響を受けやすい
- 輸出先の比率約30%を占める中国経済の景気に影響を受けやすい
- 2018年8月時点で為替レートが約80円であり、過去最安値までの下落幅25円と価格差が大きい。そのため、メキシコペソや南アフリカランドと比較して証拠金は多めに必要(1万通貨あたり、25万円は見込んだ方が良いです。)
オーストラリアドル(豪ドル)のスワップポイント投資の見込み収益
証拠金の設定方法
現在の為替レート80円から過去最安値55円までの25円下がっても、ロスカットされないようにするのが一つのリスク許容の考え方です。
この場合は、証拠金は1万通貨あたりの投資資金は25万円(+必要証拠金と有効証拠金の差額)が必要となります。
一旦キリが良いので1万通貨あたりの投資資金25万円を証拠金とするのが良いでしょう。
この場合スワップ収益に関しては、現在最も多いスワップポイントを参考に1日50円とします。
1万通貨を1年間保有することで、18,250円もらえます。
年利としては7.3%となります。
初期一括投資での見込み収益
初期費用30万円を投資した場合、1年後のスワップポイント収益を計算してみます。
1万通貨あたりの証拠金を25万とした場合、12,000通貨保有することが可能です。
1年後のスワップ収益は、21,600円になります。

積立投資での見込み収益
投資資金30万円を用意し、月々2.5万円ずつ投資した場合の、1年後のスワップポイント収益を計算してみます。
月々2.5万円を投資する場合、1,200通貨ずつ積み増して保有することが可能です。
この場合、1年後のスワップ収益は、11,700円になります。
初期に一括投資する時よりもスワップ収益は落ちますが、為替が下落した場合は損しにくくなるメリットがあります。

オーストラリアドル(豪ドル)スワップポイント投資のおすすめFX会社
スワップポイント投資においては、基本的にスワップポイントが高いことが優位になります。
そのため、FX会社間でスワップポイントの傾向を調べて、投資をすることが良いです。
FX会社のスワップポイント比較表
2018年9月現在の状況

オーストラリアドル(豪ドル)のスワップポイントに関しては、ヒロセ通商が50円を維持し、TOPを維持している状況になります。
オーストラリアドル円(豪ドル)に関する継続的なスワップポイントの比較はこちらで行っています。
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